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桂枝雀「おもいで屋」

1年ほど前から必ず落語を聴きながら眠りに就きます。

絶対に途中で寝てしまうので、毎晩同じところを何度も何度も聴いているのです。

よく聴くのは、桂米朝と桂枝雀。

米朝さんは、さすがに人間国宝だけあって噺に品格があって綺麗。

あまりの品の良さに、あっという間に意識がなくなってしまうことが多い。

それに反して枝雀さんの噺を聞いていると、今は亡き高座での姿が頭の中に蘇り、眠ろうとしている脳の中で暴れだす。

半分ほど眠りに就いるにもかかわらず、大笑いさせられて自分の声に起こされてしまうほどだ。

そんな枝雀さんの落語の中で、いちばん好きな話が「おもいで屋」。

古典落語中心だった枝雀さんには数少ない創作落語で、どこかSFチックなお話です。

                         *

「おもいで屋」と書かれた大きな看板の店に入るが、品数が少ない。

そこは、いっけん古道具屋のように見えるが思い出を売る「おもいで屋」だった。

思い出秤で値段が決められた品物を買うと、買った人に持ち主だった人の思い出が頭に蘇る。

小説家志望で、夢を果たせなかった男の机には2500円。

長年のおじいさんの思い出が詰まった近所のおばあさんが持ってきた古い耳かきは50万円と、思い出の質と多さで値段が決まる。

男と女の恋の値段や、初恋の思い出の質の違いなどを大いに語った歳とった店主は最後に、「たくさんの思い出を扱ったおもいで屋の思い出を、高く買ってくれるおもいで屋を知りませんか・・・」

                        *

現実離れした摩訶不思議お話なのだけれど、聞いているうちにどんどん枝雀ワールドに引き込まれていきます。

枝雀さんがなくなった今、本当はCDで聴いてほしいのですが、YouTubeでも前編後編に分けて聴けますので、ぜひ聴いてみてください~!

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